2023年5月29日月曜日

感染症と認知症

SARS-CoV2による感染症COVID-19が、さまざまな神経症状、さらには「ブレイン・フォグ」と言われるような認知機能の障害を起こすことは、今では広く知られている。

そんな中、今日、ネットでどなたかが紹介していた総説があったのでざっと一読。

2023年5月28日日曜日

「ブラームスって、どんな人?」

 前の記事(ハイドンって、どんな人?)に続き、Nonaさんの新作。

「ブラームスって、どんな人?」

「ハイドンって、どんな人?」

実はここしばらくめちゃくちゃ忙しかったのである。

いやまだ、これからも忙しくないわけではないのだけれども、今日はちょっと一段落。

2023年5月27日土曜日

「福祉のマルシェ」

先日、品川駅を通った時、駅構内で「福祉のマルシェ」が開店していたのでちょっと寄ってみた。

「日本各地の福祉作業所から届いた魅力いっぱいの食品や雑貨を取り扱っています」とのこと。

2023年5月21日日曜日

高層階における心停止:高い階に住むことのリスクは?

「高層階で急性疾患が発症すると、そうでない場所で発生した場合に比べて死亡率が高い」

というような話を聞くことがある。

2016年2月3日 あなたの健康百科 by メディカルトリビューン 高層階の住人に多い心臓停止死、25階以上は生存率ゼロ[yomiDr 読売新聞]


まあそういうこともあるだろうな・・と思っていたところ、

たまたま総説を見つけたので読んでみた。

Ming Xuan Han et al.

Cardiac Arrest Occurring in High-Rise Buildings: A Scoping Review

J Clin Med. 2021;10(20):4684. doi: 10.3390/jcm10204684

Cardiac Arrest Occurring in High-Rise Buildings: A Scoping Review


「高層階(病院外)」「心停止」などのキーワードを元に、過去の医学文献を検索した解析である。さまざまな条件にょって、最終的に解析対象になったのは23文献。

その文献のほとんどは北米大陸のもので、一部が東アジア(特に韓国)と欧州から。

ふむふむ、と読んでみたところ、


高層階では

「居合わせる人」(bystander)がいなかったり、AEDが使用しにくかったり、

救急チーム(Emergency Medical Services)の到着が遅れたり

十分は心肺蘇生が迅速に提供できなかったり


・・などの理由から、

やはり自発呼吸への復帰や、

生存しての退院、神経学的に良好な状態での生存、などの指標に対して、

高層階で低くなるという報告が多くみられた。


まあそうかもしれないですよね・・・


と思ったのだが、よく見ると、


「高層階」(high-rise buildings/settings)というのが、

想像していた、いわゆる高層ビルディング


・・・ではなくて、


「3階以上」


とか

あるいは

「ground floor (1階)とそれより上との比較」

とかであったりしたのである。


つまり、

少しでも階段だのエレベーターだのを使って上に行く場合、リスクが高くなるということであるようだ。

(ちなみに、地下も比べていた論文があったが、地下でも生存率は低下するようだ)


著者らは、このような状況を改善するために、高層階での救急医療に関わる人やシステムに対して、

1. 緊急事態時のエレベーターの優先利用

2.  治療機会を逃さず、その場で可能な最大限の治療を行う

3.   一般の方への初期救急処置の啓発

4.   建築物について、「エネルギー効率評価」と同じような「健康に関わる評価」を行う

5. 高層階独自の病院外医療に関するデータ集積

などを提案している。 

ぜひ高層階の関係者の方々、ご検討をお願いします。


いや、東京スカイツリーとか東京タワーとか渋谷スカイとかに行って倒れないようにしないと・・(極端な例



2023年5月5日金曜日

映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」

映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」を観た。

言わずと知れた、ベネディクト・カンバーバッチ様主演の、アカデミー賞を始め数々の賞を受賞した2014年の作品である。

2023年5月3日水曜日

モバイルバッテリー処分

モバイルバッテリー。

いつからかスマホとともに、いつも持ち歩くようになった。

2023年5月1日月曜日

ポケトーク

コロナワクチンの集団接種の時など、たまに、日本語も英語も通じない受診者の方がいらっしゃったことがある。

中国語圏なら漢字の筆談でいける(はず)ではあるのだか、それ以外だとなかなか困ることも。

まあ、そういう方にはだいたいは通訳とかご家族の方が同伴でいらっしゃるのでなんとかなるのだけれど、もう少し何とかコミュニケーシンが取れるといいなあ。

…とか考えたりしていた上に、

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