2026年4月11日土曜日

ウジェーヌ・ブーダン展

新宿で少し時間ができたので、いつか行こうと思っていたブーダン展に急遽寄ることに。

ブーダンとか、まあモネとかルノワールよりはあんまりみんな知らないかもだしそんな混んでないんじゃないかな

…となんとなく期待(?)して行ったのだが

しっかり来場者多数であった! 

やっぱりみんな印象派(の流れが)好きかーい!!

まあ、でも"連休中の印象派展(仮)"みたいな混雑ではなかったので大丈夫でしたが。
週末はやっぱりちょっと混むのかもね。


ブーダンの日本での回顧展は、約30年ぶりとのこと(美術館パンフより)。

"印象派誕生から150年、またブーダン生誕200年を迎えたことは、19世紀後半のフランス風景画の革新性を再検証するまたとない機会です。印象派に先駆けていち早く戸外制作による自然の臨場感をとらえようとしたブーダンの革新性を、今あらためて考えます(同上)。





 

「写真撮影可能」と書いてあったので安心して見ていたら、なんと!

最初のフロア以外は撮影禁止だったので撮り損ねた(汗)


ということで、冒頭、入り口までの写真しかないのです(あとはずっと絵を見てた)・・



ブーダンの作品、


今回は空と海だけでなく、「8つの切り口」(海景、空、風景、建築、動物、人物、素描、版画)でまとめてあり、すごい作品数(フランスから約100点が運ばれたそう)。

空や海は、もう圧倒されるしかない「外で描いた」作品群。

時間をかけて制作した、それぞれの「瞬間」の景色。

動きを感じさせながらも永遠にそこにとどまっている。

そこで漁をしたり、洗濯をしたり、あるいは会話をしているフランスの人々が、あるいは並ぶ牛たちが、時間をとどめているかのよう。


素描も多く展示されており、さらそらと描いたその線は、それまでに見た油画の印象と相まって、確かな構成の中に不思議な軽やかさを感じさせる。


絶えず変化する海や空、そこにある光とさまざまな「色」の集合を、ブーダンは平面に再現し表現している。そこに「希望」の色を差し込みながら。

外の世界。陽光もしくは雲、嵐の下で、変転する世界。


ブーダンがモネに、戸外で絵を描くことを促したことが、印象派の誕生につながったことが知られている。その後、印象派のアーティストたちが相対し表現することになるさまざまな光には、フランスの港町で生まれ育ったブーダンの、海や空を見つめていたまなざしが、底流として注ぎ込まれていたのかもしれない。


SOMPO美術館で6月21日まで。



0 件のコメント:

コメントを投稿

人気の記事