チケットのサブスク「recri」から送られてきていた、
「ゴッホ・アライブ東京展」のチケット。
連休ということで、早速、お一人様で天王洲アイルの寺田倉庫まで行ってみた。
天王洲アイルで降りてしばし歩く。
新春、祝日、晴れの日の朝の天王洲。空気がなんとなく少し青い感じすらする。
初めてやってきました寺田倉庫。
・・・・って、
なんか人多い!!!(汗
この展覧会、そんなに宣伝してましたっけ?
とちょっと驚きつつ、続々と皆様が入場していくので私も。
入り口は階段でちょっと狭い。
車椅子やベビーカーは上れないと思うのでちょっとここはバリアフリーではない。他にも入り口があるのだろうか?
今回入場時には幸い行列はなく、すんなりとエレベータで展示会場へ。
没入型の美術展示と言えば、以前 Immersive musium にも行ったことがあるが、
今回は絵画と音楽、VR、さらに香り(!)も投入され、
五感で「ゴッホの生涯をたどる」試みとなっている。
ということで早速、
ARキャラの「ゴッホくん」を、再現されたゴッホの寝室に登場させてみた。
思ったよりちっちゃいな。いいのかこれで。
さて、メインのフロアは、
”グランデ・エクスペリエンセズが開発したSENSORY4™は、マルチチャンネル・モーショングラフィックスと映画館品質のサラウンド音響、最高40台ものHDプロジェクターを融合させ、マルチスクリーン環境を提供する独自システム”(公式サイトより)
ということで、
まさに天井から床までゴッホ(の作品)。
音楽とともに、動いたり、何かが出現したり。
ゴッホの生涯が、自画像を含む作品、音楽、解説やゴッホの言葉によって、天井に、壁に、床に出現し、移り変わっていく。
この展覧会、
SNSなどで「つまらない」という意見も見ていて、どうかなあと思っていたのだけれど、私としては結構楽しかった。
ゴッホをほとんど知らない人か、あるいは逆に、ある程度ゴッホやその作品を「見たことがある」「知っている」人は、
「これをこういうふうに構成するのか!」「それなりに筆致もわかるよね」などと楽しめるのではないかな・・と感じたりした。
会場内では写真撮ってもいいし、子どもたちはゴッホの絵(のプロジェクション)の上を走ってたりするし(でも暗いし混んでて危ないので気を付けてね汗)、わりとみんな楽しんでいたようだった。
まあ、入場口で私の前に並んでた人が「相当のメンヘラだったんだよねこの人」とか言ってたくらい(苦笑)、ゴッホは精神的に病んでた人で、家族とか知人とかまわりの人はさぞかし大変だったろうなあ、と思うけれども、
圧倒的な色彩、訴えかけてくる構成力、筆致。
ゴッホの世界に囲まれて、何か後ろから励まされたような時間だった。
ちなみに全然関係ないが、
寺田倉庫G1ビルで、隣にスタインウエイ&サンズ本社があるのを初めて知った。
この屋根、鍵盤!!めっちゃかっこよくないですか。さすがスタインウェイ。
ちなみにですが、
寺田倉庫へは東京モノレール天王洲アイル駅から数分歩きます。
入り口にはさっき書いたように階段あり。
また、場内ではほぼ立ちっぱなしになる可能性が高い(座れる場所もあるが少ない)のでわりときついかも。荷物や靴など注意。
あと場内にはトイレがないので、入場前にすませることを推奨。
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