以前の記事で書いたチケットのサブスク「recri」から、先月、アートのチケットが送られてきていた。
「Material, or」。会場は、東京ミッドタウン六本木の21_21 DESIGN SIGHT。
このチケットが届くまで、この展覧会のことを知らなかった(それがサブスクの醍醐味)。実はもう一つ、この時にrecriの提案してくれた候補としてはテート美術館展もあったのだが、そちらは自分で前売り券をすでに買っていたため、提案通りこちらの展覧会に・・・・・
・・・・なんだかんだでなかなか行かれなかった(個人的に、六本木ってあまり"ついでに立ち寄る"機会がない)
・・・・のであるが、連休の今日、とことこ歩いて行ってみた。(日比谷線六本木駅からは、駅直結・・ではあるのだが結構歩き、階段もあるので、歩きやすい靴を推奨)。
久しぶりのミッドタウン。雨上がりの六本木。若い人たちがぽつぽつ歩いていたり、外国の方が写真を撮っていたり。
こちらが会場の21_21である。
早速入場。
最初に目に入るのは、カラスがハンガーで作ったという「巣」
いきなり、意外な「マテリアル」でどきっとする。
そこから先、会場内には、さまざまな、と言ってしまうのはおこがましいような多種多様な"マテリアル"の展示が。
そこには、確かに「ヒト」との関わりが観てとれる。
例えばこれは、いわゆる泥だんご。
横のキャプションには、こうある。
人は、泥や砂としゃべることができる。
この展覧会、コピーも秀逸だ。
こちらは、LEDの「光」によって硬化する樹脂を使用したインスタレーション。
つまり、日々刻々、光とのコミュニケーションによって形を変えていく「マテリアル」。
さまざまな「マテリアル」。人間のくらしに使われている「もの」たち。
観ている人たちは、上からのぞき込んだり、近づいて何やら(多分)心のうちから語りかけてみたり。
動物の膀胱は、優秀な水入れ。
知ってはいたけれど、こうやって見たことはなかったなぁ。
甲殻類のキチン質を再生して、新たなモノを創る。
何かと思ったらこれは「原油」の展示である。
次第に吸収されて"なくなっていく"素材を用いた展示。
外に出たら雨上がりの高湿度な天気。
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