ふと思い立って、HISのオンラインツアーのアーカイブ動画、「アーカイブ配信中!モロッコ満喫!マラケシュ街ぶらツアー」を見た。
モロッコには行ったことがないのであるが、
つい先日、大地震があったことが報じられたところだ。
日本時間9月9日に発生した大地震。
[NHK] モロッコでM6.8の地震 1037人が死亡 本格的な救助活動始まる
下は、参考のニュース動画。
今回のオンラインツアーは、9月19日に催行されたものだという。
マラケシュ、大丈夫だったのかな?
というのもあり、旧市街の様子を見てみたいな・・となんとなく思ったのであった。
ツアー最初の説明によれば、今回は、現地の方々の強い希望があり、現地観光業への復興の一助となるべく、予定通りのツアー実施に至ったものだとのこと。
今回の映像は、9月19日に現地ガイドさんが
・ベンユーセフ神学校
・スーク
・フナ広場
を巡って案内してくれたもの。
ツアー中の説明によれば、今回巡るいわゆる旧市街は、それほど地震の影響は大きくなく、観光業もすぐ再開されたそう。
たしかに映像からは、街全体として大きな被害を受けたという印象は受けなかった。ただ、時折(モスクの壁面などに)少し塗装が剥がれ落ちたりひび割れが入ったりしているところが見受けられた。今後、修復が入るのだろうか・・・
さて、まずはベンユーセフ神学校。
中継された映像には、たくさんの欧米からの観光客の姿が。にぎわっていた。
この神学校は、以前に実際に宿舎を配する学校として使われていたもの。難しい試験を経た優秀な生徒が14歳くらいで入学し、1年生から4年生まで、ともに暮らし勉学に励んでいたそうだ。
現在は教育制度の変更により学校として使われなくなったとのことだが、
美しい中庭やモスク、その緻密な設計と、すべての壁面や天井を飾る繊細なイスラム文字やタイルのパターン芸術が、とても美しい。
(日本人からすると、美しい楷書や草書などで書かれたありがたい経文の文字があらゆる壁に書かれているという感じなのだろうか・・)
そこから歩いてスークへ。
広いスーク(迷子になりそう)は、いくつかの地区(?)に分かれており、革の卸売りが行われている一帯、次いで職人が革製品を仕立てる一帯、そして商品を販売する一帯、といったようになっている。
作られ、売られている商品は、バッグやバブーシュなどの革製品のみならず、ランプや陶器、スパイスなど多種多様で、
・・・
こ、これは買い物女子(?)が入ったら出てこれない魔宮では!?
と思ってしまった。いや私、なかなか出てこれない自信がわりとあるぞ。
いつか行ってみたい。ミントティーも飲みたいし。
(アーカイブ動画では画面キャプチャやSNSアップは不可らしいので、別の画像から。)
そこから歩いて、ほどなくフナ広場へ。
街の中心となる広場だが、昼と夜とは風景が一変。
夜になると数多くの屋台が出現し、蛇使い(!?)の妖しい笛の音が響くのだそうで、今回のツアーでは、その録画も見せて下さった。
空はどこまでも青く、雑然としながらも調和のとれたスーク、そして夕暮れに響くアザーン。
いつかマラケシュ、行けたらいいな。
今回の視聴を通じて、災害からの早い復興を祈る気持ちが、どうぞ現地の皆様に伝わりますように。
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