東京国立博物館が11月に、「寄附キャンペーン」をやっていた。
(以下公式サイトより引用)
”東京国立博物館が所属する国立文化財機構は、11月の教育・文化週間及び文化財保護強調週間に合わせて、11月4日(火)から11月28日(金)まで、寄附キャンペーンを実施します。
(中略)
今年度も、キャンペーン期間中、同機構または所属する各施設の対象事業に2,000円以上のご寄附をいただいた方全員に、感謝の気持ちを込めて、東京、京都、奈良、九州の国立博物館所蔵の名品をモチーフとした「動く!名品カード」(全6種/ランダム・非売品)をプレゼントします。
同カードはいずれも本キャンペーンのために製作したオリジナルデザイン。表面に「レンチキュラー」と呼ばれる加工が施されており、見る角度によって絵柄を変えたり、アニメーションのように動かしたりして、お楽しみいただけます。”
・・・・なななんと!!!
国立博物館の「動く名品カード」!!
これは欲しい!!
・・・
というか、
いや、文化財の調査や保管・研究などに少しでも寄与できれば・・・!
ということで、ささやかに寄附していたのであるが、
その記念品がこのたび届いた。
なかなか盛りだくさん。来年の干支は、馬。
そして、ランダムに送られてきたその「名品カード」は、こちら!!
重要文化財 能面 般若
金春家伝来 / 能面 深井 「天下一河内」焼印
江戸時代・17世紀
東京国立博物館蔵
手元でこれを眺めることができるとは、素敵すぎる。
(早速、カード入れに入れたのでまたカード入れがぱんぱんに・・・)
しかし、
この寄附キャンペーンの後、
東京国立博物館の前庭の、池であった(今もある)ところをつぶしてイベント広場にするという驚きのニュースが流れ、
「セキュリティ的にどうなのか」「ビアガーデンみたいなことを博物館でやるのか」「花見やイベントは上野公園でいいのでは」とSNSでは非難轟々だったように思うし、
それで「寄附をしてもそれに使われるならやめよう」というようなことを発言している人もいた。
私も「えッ・・ええ・・」とちいかわみたいな感じで当惑していたのであるが、
国立博物館としての役割や機能はこれからも変わらないはずである。
寄附がどのように使われて文化財のために役立てられるのか、今後も見ていきたいし、やはり時々博物館に足を運びたいと思う。
・・・でも不特定多数が集まる騒がしい酒飲みイベント広場みたいにはしないで下さい。お願い・・・

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