2024年3月3日日曜日

旧尾崎テオドラ邸@豪徳寺

今月1日にグランドオープンした、世田谷区の「旧尾崎テオドラ邸」(HP)に行ってきた。

SNSはもちろんテレビなどでも多く取り上げられていた、「尾崎行雄ゆかりの建物」である。(詳細はHP参照)

明治21年(1888年)に建てられ、その後現在の地に移築された青い洋館。
老朽化が進み取り壊しの話が出る中、近隣の方々と、漫画家・山下和美さんが中心となっての保存運動やクラウドファンディング、そして山下さんの仲間のレジェンド漫画家の皆さんのサポートで、このたび漫画文化を発信するギャラリー・カフェとして再出発したというもの。


建物が古く、まだ重量に耐えられないそうで、現在のところ入館は時間予約制。

私は「席のみ」のカフェ予約も込みのチケットで、時間通り到着。


この洋館である。
早速中に入る。土足禁止のため、入り口で靴を脱ぐ(スリッパが準備されている)。

入るとすぐにショップが。
まだオリジナル商品は少なめだが、上に目をやると、オープンの時に漫画家や関係者の皆様が寄せ書きをしたという色紙や招き猫が。


古き良き洋館、昔住んでいた人のありようが想像される、やわらかな光の差し込む階段。


時間になるとカフェへ。
今回はケーキセットで。
「旧尾崎テオドラ邸オリジナル ヴィクトリアケーキ」とアールグレイティーにしてみた。
しっとりしていて、ジャムと、添えられたクリームがおいしい。



ギャラリーは2階にあり、そこは撮影禁止。

作品保護のため薄暗くしてあるが、入ってみると、今は開館記念のチャリティオークションをやっているのでその作品と、オークションには出されない作品と。
錚々たる漫画家の皆様の貴重な作品が並んでいる。
(テオドラ邸のオークションサイトで出品作品一覧を見ることができますが、実際に入札するのであれば、可能であれば現物を見ることをお勧め。サイズ感とか色彩とか、やっぱり実物を見ると違うかと)

同じ時間帯に来訪している人を眺めると、女性ばかりではなく男女ともおられ、おそらくは30代から50代くらい?という感じであったけれど、一緒にギャラリーに入室した女性の方は、並んだ絵を見て「私これ全部作品わかるわ~」とおっしゃっていた。

まだまだこれからいろいろ整い、発展していくのかな、という感じの、開館まもないギャラリーであった。豪徳寺界隈のお散歩にもちょうどいい感じ。楽しみである。

個人的には次の、三原順さんの作品展にも行こうか考え中。(えっ三原順!?と思ったあなた、一緒に行きませんか)
 

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