アートフェア「東京現代」に行ってきた。
実は、「一般招待券」を一枚いただいたのであった。(その経緯はまた後日)
この日は別の予定があったのだが何とか時間を捻出し、朝から横浜に向かい、オープン前からパシフィコ横浜へ。幸い、待機列の前の方に並ぶことができた。
QRコードをかざして、開場とともに場内へ。
すると目の前に開けるのがこの光景。
The Circuit
Ryuichi Ohira
あとは会場内(パシフィコ横浜の展示ホール)を、ぐるぐると行ったり来たり。
中にはカフェや、シャンパンを飲めるコーナー、書籍などのブースもあった(今回は見ただけ)。
いわゆる美術展と違って、アートが"商品"あるいは"サンプル"である場。
名だたるギャラリーの大画面の絵画も、新進のアーティストのミクストメディアも、デジタル展示も、奇抜なインスタレーションも・・と色とりどりで、全身が新しい何かで刺激される感じである。
美術展と違って会場がゆったりしているので、皆思い思いに眺めたり写真を撮ったりしている感じであった。(多分一部の皆様はVIPルームなどで商談をなさっていたのであろう)。
これはシンガポールのGAJAH GALLERYの出品で、Yunizarというインドネシアのアーティストの作品。「Ayam Mutiara(Guinea Fowl)」だというからホロホロ鳥か。なかなか気に入った。面白い。家に一つ飾りたい気もする(買えないけど)。
右、韓国のEddie Kang氏によるミクストメディア「Upside Down 2023」。ソウルのGana Artの出品。
国際アートフェアは今回初めて、しかも他の用事の都合で弾丸見学だったけれど、
なんだろう、いろいろな「最先端」もしくは「売れるだろう」という思惑のある作品群。
海外含む多数のギャラリーを一度に見て回ったという、何か不思議な感覚。
これからのアート市場の一部をお試しで見た、というのだろうか。日本が、世界が、これからどのように変わっていくかわからないけれども、アートはそれを反映し、占い、あるいは牽引する力を持って、あらゆる方向へ展開されていくのだろうと感じた。
いつか、こういうフェアで、気に入った作品をさらっと「これいただくわ」とか言える身分、というか懐具合になりたい(涙)。
とは言え、12歳以下は(大人同伴であれば)無料ということで、子どもたちもわりと来ていて、いろいろなアートに触れていたし、
大人である私としても、東京近辺で開催されるアートフェアは貴重な機会なので、また次回があれば来てみようと思う。
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