これは開演前のホールC横。
ちなみに国際フォーラムでは、うさぎのぬいぐるみフェアのツリーがあちこちに。一部のうさぎは動く。かわいい。
以前のブログ記事で書いたように、ミュージカル映画「シカゴ」にはまり、ぜひ観たい!と思っていた今回のブロードウェイミュージカル。
国際フォーラムホールCは、多分学会でしか来たことがない気がするが(いや何かコンサートがあったかも??)、こんな天井が広い会場だったかと改めて思った。
開演。
いやもう、圧巻。
映画では、もちろんクラブだの牢屋だの裁判所を再現した立派なセットがあり、それぞれの役柄の俳優はそれなりのメイクや衣装を着け、物語はシカゴの街の中で展開されていくわけであるが、
ミュージカルでは、舞台はシンプル。登場するキャストの衣装も全員シンプル(で、セクシー)。舞台正面にピアノと楽団が配置され、主人公のロキシーもヴェルマも、そのほかすべてのキャラクターも、舞台を走り、踊り、歌い、出番以外では舞台両側に待機し(!)、場面場面で役柄を演じ分けるなどしながら、音楽に合わせて場面が確かに変わっていくのである。
冒頭のAll That Jazzはもちろん、大好きなCellblock TangoとかWhen You're Good to Mamaとか、声量豊かに歌いあげるナンバーも素晴らしかった。Razzle Dazzleも最高。なんというか、長年上演されてきた余裕を感じさせる舞台であった。
国際フォーラムのホールCは、「シカゴのクラブ」を想起させるにはちょっと広すぎる感じの会場であったが、満席とはいかなくともかなり席は埋まっていた。今回は1階左ブロックの前から数列目の通路近くに陣取ったがよく見えた。見た感じだと、センターブロックは前から6列目くらいまで平坦で、そこからなだらかに高くなっていく感じなので、背が低い人は少し後方にするか、あるいは両サイドにした方がよいかも。さらに端のブロックだとちょっと見切れるのでは?という気はしたが、どうなのかな。
「シカゴ」。何があってもたたかれてもへこんでも、私は強く生きていくわよ!というメッセージを受け取った。
私もがんばろ。
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