初版の事情により時間がなくなり、駆け足参加になってしまったのだけれども、とにかくも木更津まで行ってきたのである(途中、某アウトレットで途中下車・・・したかったのだけれど理性がちゃんと働きました汗)。
無事到着して、ちょっと顔を出してみた自由集会「デジタルウェルビーイングと睡眠」にて、資料として小冊子をいただいた。
「スマホを持たせるのはおそいほうがよい」。
磯村先生によるその集会では、スマホを含むスクリーンタイムと睡眠との影響、そしてこどもがスマホを持った時の勉強や成績、そして脳への影響についてご講演下さっていた。
興味深かったのは、以前に仙台市で行われた、小中学生約7万人を対象とした大規模調査で、
数学の試験のときに、
家で勉強を毎日2時間以上+スマホ4時間以上
より
家で勉強を毎日2時間以上+スマホ60 分未満
の方が成績が悪かった
のはわかるとして、
家での勉強は30分未満+スマホ60分未満
の方が
家で勉強を毎日2時間以上+スマホ4時間以上
より成績がよかった
という結果。
(もちろん家での勉強は30分未満+スマホ4時間以上 のこどもが最下位)
なので、単にスマホをいじっているために勉強時間が少ないから成績が悪い、というだけではなく、
長時間スマホを使用しているこどもたちには「何か根本的にまずいこと」が起こっているのかもしれない、という。
おそらくは集中力と、学習への興味の問題なのだろうと。
また他に、「赤ちゃんにスマホを持たせると泣き止む」というYouTube動画も紹介されていた。これに「笑える、面白い」動画として扱われ、イイネがついているようだが、
表示されている内容はわからない赤ちゃんが、スマホの強い刺激や光に反応しているだけなのである。そう考えると、実は怖い場面だと思えた。
赤ちゃんが泣いているのに対し、言葉をかけるでもなく抱き上げるでもなく、赤ちゃんが急に泣き止んでしまうくらい強い刺激を、赤ちゃんの脳に入れているという状況、ということなのだろうか。
また機会があれば情報をフォローしてみたい。
あと皆様、やっぱり寝る前のスマホは控えましょうね(自省
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