下北沢のGALLERY HANA SHIMOKITAZAWAで、
「オーガ・ベン ドローイング展」を観てきた。
下北沢から歩くこと5分くらい(いや、途中で古着屋とか横目で見ながら歩くからもっとかかっているが汗)。
GALLERY HANAは角地にあって、外からギャラリー内の絵がちょっと見える、なんだか森の中の魔法使いの小屋(?)みたいな雰囲気のこじんまりしたギャラリーだ。
今回は、なんと!!「1000枚」のドローイングが展示されているという。
いや1000枚って・・・
わくわくしながらドアを開けてみると、
いやこれは!!
話には聞いていたけれども、実際にその場にいると、なんというか圧倒的な絵、いや「線」の世界。
オーガさんは普段はキャンバスにそのまま絵の具を塗っていくので、「線での表現をほとんどしていない(案内はがき文面より)」ため、「線に飢えていた(同)」のだそうだ。
そこで、「ドローイング作品を100枚、いやどうせなら1000枚描いてやろうと思いつきました(同)」。
なのだそうだ。
って、いやそれで本当に1000枚のドローイング展とは。
描いたアーティストも大変だっただろうが、額装も一仕事(いや千の仕事)だし、
ギャラリーの方に伺うと、やはり展示もそれは大変だったのだそう。
これ全部、壁にプッシュピンで展示してあるのだから、手指が疲れそう。
「最初は壁一面でと思っていたけど、途中でやっぱり無理なことに気づきました(ギャラリーオーナー様談)。」
だそうで、
このように一部立体の面を作って、そこにも所狭しとドローイングが。
これだけたくさんあっても、
一つ一つは小さな絵でも、
一つ一つが、違う表情、違う世界、違う宇宙。
どれもきらきらしていてあたたかい。
私の他にも見に来たお客さんが数名いらしたけれど、私も含め、皆、端っこからずっと絵を追って、上を見たり下を見たり、
なんだか楽しい。
そんなわけで、
一つ、宇宙のかけらをお迎えして帰ってきました。

0 件のコメント:
コメントを投稿