昨日まで出勤しており、なんだかクリスマスも年末も実感がないまま、今日は大晦日。
今年はなんとなく紅白歌合戦も観る気がしない。まあ、そう言いながらなんとなく観るんだろうけれども、ネットでバズった歌い手の話題にも、今さらユーミンや演歌にも、どっちも刺さらない人というのか、単に音楽オンチなだけなのか。けん玉とか見なくていいし、なんとか48(?)とかもういいし、
じっくりと、音程が正しく(これ必須)声量があって(大事)胸に訴えかける歌詞(これも大事)の歌を、プロの伴奏で聴きたいなと思っているだけである。だめでしょうか。
(前に、医局の隣の先生にそう言ったらSongsの話題になり、もう年末Songs特集でいいんじゃないかと…)
と言いつつ、
もう少ししたらそばをゆでて、今日は久しぶりに少し何かアルコールでも飲むかなと思ったり。とは言っても、ふだんお酒をまったく買ってないのでノンアルのカクテルくらいしかないかもしれないけれど。
コロナ病棟や発熱外来の最前線にはいない私でも、今年もCOVID-19に振り回された1年であった。
春先には、このままコロナが落ち着いてくれれば・・と思ったものの、結局その後も流行は繰り返し、ワクチン業務再開。
それどころか冬場には中国で感染爆発、日本でも医療逼迫となり、まるで2020年に戻ったかのようである。
今後の不安もある中で、しかし行動制限はなく、人の流れもとどまることなく、マスクやワクチンは不要という人たちの大きな声が医療従事者を押しつぶしそうになっていることもあるかもしれない。
しかしやはり「コロナはただの風邪」ではない、少なくとも今は。
今日、下記のLetterを読んだ。
Szarpak L, et al. Myocarditis: A complication of COVID-19 and long-COVID-19 syndrome as a serious threat in modern cardiology. Cardiol J. 2022;29(1):178-179.
COVID-19により起こることが知られている心筋炎。
それが、コロナ後遺症、いわゆるlong-COVIDとして、今後社会的な問題になりうるとの警告である。
コロナの症状がないケースでも、感染して10週間後くらいに心筋炎と診断されることがあると報告されており、
若い男性がコロナに多く感染することから、この年代に多い心筋炎が、今後、社会的な負担になっていくと示唆される。働き手になる世代に心筋炎が多く起こることになるかもしれないのである。
そしてコロナ感染、そして後遺症を防ぐためには、ワクチンによる予防が唯一効果的な方法であると述べられている。
mRNAワクチンを接種した人では、感染や入院リスクは、未接種者に比べ17倍も低いということだ。
さて、何か年末っぽく冬らしい画像を、と思ったら、「ぱくたそ」に、AIが作ったというそれっぽい画像があったので使わせていただくことに。(下の画像です)
皆様、良いお年をお迎えください。
来年は良い年になりますように。
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