Stop, drop and roll
止まれ、転がれ、回転しろ。
とまって たおれて ころがって。
2019年、京都のアニメーション制作スタジオで起こった放火事件。
日本中の誰もが言葉を失うくらい、悲惨で衝撃的な事件であった。
あのように、突然ガソリンを撒かれて放火されてはどうしようもないが、
そうでなくても、毎日の生活の中で、予期せぬ火災にあう可能性は誰にでもある。
事件後、もし火災にあったらどうしたらよいのか皆が不安になる中、
京アニ放火事件の現場である京都市が、いくつかの啓発用動画を
作成して広く公開してくれた。
大変ためになるので、自分には関係ないと思わずぜひ一度は
観ておくことをお勧めしたい。
さて、冒頭の
"Stop, drop and roll."
という言葉。
この言葉は、京都の事件とは関係なく、
以前からアメリカで、主に子供向けに使われている緊急時対応プログラムで
用いられている標語で、
"着ているものに火がついたときにどうするか"の対応を
覚えやすいようにまとめた言葉なのである。
Stop: 火がついたまま驚いて走るとかえって燃え広がるので、まず、止まる。
Drop: 立ったままだと火が頭部や頸部に上がってしまうので、地面に倒れこむ。
Roll: 倒れこんだら、地面で左右に転がって、火が空気に触れなくなるようにして、消し止める。
服に火が付いたらパニックになって、かえって火を広げることをしそうなので
この言葉を忘れないでおきたい。
家庭でも火を使う料理をするだろうし、学校では実験、あるいはキャンプで焚火など、
いつ何があるかわからないものだから。
ということで、これの教育に使われていそうな動画を探してみたところ、
多くはアメリカの英語のものだったけれど、
千葉市公式チャンネルが子供向けに動画を作っておられるのを発見。
千葉市公式チャンネル
あそんで おぼえる かさいよぼう~とまって たおれて ころがって~
これは子供向けなのでとてもわかりやすい。
童心に帰ってご覧いただきたい。
しょうぼうしのたかはしさん、ほかの大きなおともだちのしょうぼうしさんたち、
わかりやすいどうがをありがとうございます。
ぜひみんな見てね。
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