忙しさが一段落したので、ちょっとばかり箱根にリフレッシュに行ってきた。
とりあえず温泉に入ってまったりするだけで良かったので(外は、歩くには暑すぎるし・・・)、特に何も考えずそのまま帰ろうとしていたのであるが、
ひょんなことから、
「あれ今、湿性花園で食虫植物展やってる!!??」
ということに気づいてちょっと立ち寄ることに。
いや暑かったけど、
これは熱かった!!
「2025 世界の食虫植物展」
どーん。
(これ、顔を出せるんですよ・・・)
圧巻の、各種ハエトリグサ。
なんかこっちに寄ってきそうな雰囲気すら・・・
(思わず指を入れたくなったりしませんか・・・しないか・・・)
ねっとり感のあるウツボカズラ。
(こっちの蜜は甘いぞ・・・って誘うやつ)
喰われた虫たちのために合掌。なんか鬼滅を彷彿と・・・いや違うか。
いただいたパンフレットによれば、「虫のつかまえ方」は「大きく5つに分けられます」とのことで、
・落とし穴式(ウツボカズラやサラセニアなど)
・粘着式(モウセンゴケやムシトリスミレなど)
・わな式(ハエトリグサやムジナモなど)
・吸い込み式(ミミカキグサやタヌキモなど)
・迷路式(ゲンリセア)
と解説されていた。
うっかりつかまってしまった虫にとって、どれが「楽に死ねる」のかはわからないが、
どれに捕えられたとしてもなかなかエグい展開になるわけで、まあ絶望的な気分になって人生、いや虫生を終えることになるのは間違いない。
パンフレットの「わな式」のところには、「虫がもがくとさらに強くしめつけていく」とか書かれており、植物の邪悪さ・・ではなく、生存のための必死さが伝わってくる。ていうかこれが元祖・昆虫食か。いや違うか。
展示は広大な湿性花園の一角で小さなコーナーではあるが、これだけの種類が集まっているとなかなか壮観。説明も随所に書かれているので、夏休みの自由研究にもってこいである。
さらに、湿性花園のショップではこれらの食虫症物が販売されているので、この夏、いろんな意味でハマってみたい方、親子連れなどにはオススメである。
講演会や展示即売イベントなどもあるようなので、HPでチェックを。
8月31日まで。
ちなみに、どんな「手のかからない」「初心者向け」の植物でも枯らしてしまうことに自信と定評のある私(涙)は植物の購入はあきらめたが、ショップで見つけた、どことなくウィリアムモリスっぽい食虫植物デザインの文具を自分のお土産にゲットしてご満悦。
こちらも、ぜひ現地でご覧ください。
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