2025年2月3日月曜日

「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本」第3版

高齢になった時に入居する(かもしれない)施設について、

情報を整理したいと思い、

太田差惠子著「高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本」を読んでみた。 

[Amazon] 高齢者施設 お金・選び方・入居の流れがわかる本 第3版 単行本

自分の年代的に、もちろん、友人などと「両親の介護」について話すことも多いのであるが、

今回、情報を得ようと思ったのは、自分のためである。


これから先、自分が倒れたら。

いや、倒れなくても、動けなくなったら。

どこかに入居することになるのかなと思って、改めて現在の状況をまとめて見ておこうと思ったのである。


とは言っても、これまでにも多くの介護認定の主治医意見書を書いたり、あるいは老健で非常勤の仕事をしたりした経験もあるため、まったく何も知らないという状態ではなかったので、

読後の感想としては、「見開きでまとまっていて読みやすい」と感じた次第。


表紙に「親の介護に限界を感じる前に!』とあるように、

基本的に、家族が、そろそろ親を施設に入居させることを考える際にどういう流れになるのか、入居前、そして入居した後はどうすべきかといったポイントをまとめた一冊。冒頭には事例も載っている。

おおまかには、左ページに解説、右ページには表形式のまとめという形式になっており、2色刷りなのでポイントがつかみやすい。

たとえば127ページ、施設入居に関して「条件の優先順位を考える」という項目で、

「親と子それぞれの譲れない条件は?」

として、「立地」「生活」「医療・介護」「交流」のそれぞれの項目について、親と子がそれぞれの優先順位を書き込めるようになっている(私だったら、"ネットに接続できる"という選択肢があったらと思ったけども)。

なので、まだ判断ができる親と、一緒に考えていく時には良さそう。

まだそういう状況ではなくても、目を通しておくと良いかも。


私もいつか施設のお世話になるんだろうなと思ったりしているけれど、こういった施設で働く、あるいは介護や看護、リハビリに関わる方々の待遇改善を望むところであるし、そして


これからの施設には多分、安全なネット環境とeスポーツ的な高齢者向けリハが導入されるんではないかとか思ったりしている。


違う施設の高齢者同士で繋いで、「あつまれ シニアの森(仮)」大会とかできないものだろうか。ていうか誰かやりませんか。昭和アニメ同時鑑賞会とか。




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