カーテンを閉めて椅子の高さを直して、荷物を置いて・・とやっていると、ふと
美白・美肌加工
なんぞこれ。
一応モットーとして不肖私、ナチュラルを旨としているので(単なるズボラではないかという貴重なご指摘は真摯に受け止める所存)、
まあ写真も加工してまではねぇ、と思ったのである。
思ったのではあるが、
…あれ? 加工しても料金ほとんど変わらない?
と気づいたところで、「ナチュラルを旨」というモットーより打算好奇心が上回ったのであった。なんだそれ。
ということで、就活学生でもなんでもない普通のおばさんながら、美肌加工✨を指定してみることに。
(画面で操作)
(撮影準備)
・・・強度近視プラス乱視ゆえ、なんか撮影画面がはっきり見えなかったりするんだが、とりあえず顔面らしきものが写っているからよいのであろう。
パシャ。
パシャ。
・・・・・
「撮影が終了しました」
・・・こ、これでいいのか・・・
「この写真で良いですか」的な画面が最後に出たのであるが小さいし、度数を弱くした眼鏡をかけているので良く見えない。
まあ多分良いのだろう。
と数百円払って撮影終了。
できあがった証明写真は、
そう言われれば確かに皮膚(いや、お肌だ)がきれいに加工されている・・・
気がする。
って4x3cmのなかの一部の皮膚の画像に数百円の価値か。就活でもないのに。って違うか。
まあ良し。
少しだけでも肌の色が明るくなれば、書類に貼るとき少し気分がアップすると思う。
個人識別ができなくなるような加工はNGだが、この程度なら大丈夫であろう。
写真には詳しくないが、要するに皮膚表面の色彩や光度を均一にし、やばいところはぼかし(なんだそれ)、パーツの部分はコントラストを付けて、あとアホ毛とかを隠すような加工なのだろうかと思う。
shutterstockの記事
ただまあ実際には、皮膚を若く美しく(?)保つには、
内科医の私から見ておそらく大切なのは、規則正しい食事や生活、ストレスをうまく発散すること、紫外線防止、
それに何と言ってもタバコを吸わないことだと思う。
特にタバコ。健診や診察をしていて、皮膚が乾燥してるなあ・・年齢の割にしわが多いなあ・・という方はほぼ間違いなく喫煙しているからである。
写真は現実を写し、皮膚は心身を映す。
写真の美肌加工は数百円だけど、自分の皮膚はできればあまりお金をかけずに、老後まで健康に保ちたいものである。
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