2024年1月9日火曜日

舞台「オデッサ」

三谷幸喜の新作「オデッサ」東京公演を観てきた。

久しぶりの池袋、東京芸術劇場。


いやこれ楽しい!

面白い!


さすがの脚本、そして素晴らしい演技。

さらには字幕芸(笑)も!


最後、客席は総立ち,スタンディングオベーションだった。私も立ちました〜。


シリアスな設定のようでいて随所で場内に笑いが起きる。

どんでん返しに次ぐどんでん返し。

標準語・鹿児島弁・英語(!)という複数言語を駆使しながらも、設定や流れには不自然なところはなく、というか妙に「そういうこともあるかもしれない・・・」と納得させられてしまう”了解可能”な可笑しさ。三谷マジック。


演じるのは、柿澤勇人さん、宮澤エマさん、迫田孝也さんの3人の役者。


この3人の役者さんたちはもちろん、まだ記憶に新しい三谷脚本の名作(と思う)NHK大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」で共演なさっていたわけだけれど、

それを含めずとも、もちろん以前から錚々たる実績を持つ実力派揃い。

瞬間瞬間の目ヂカラ、ふとした仕草での表現などで観客を魅了。

休憩がなく長セリフも多い、1時間45分の芝居だけれど、一瞬も目を(耳を)離せない。


ネタバレになるので細かくは書かないが、終盤の迫田さんとかもう、圧巻の迫力!


演劇の楽しさを満喫できる舞台であった。


多分この演劇、いずれ翻訳されて海外でも演じられるんだろうけど、そうなったらあの設定とかこのセリフとかどうするんだろ?とか(笑)想像すると、そっちも観てみたくなるなぁ。


多分チケットはほぼ完売してると思うけど,当日券などで機会があればぜひぜひ!

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