面白い!
さすがの脚本、そして素晴らしい演技。
さらには字幕芸(笑)も!
最後、客席は総立ち,スタンディングオベーションだった。私も立ちました〜。
シリアスな設定のようでいて随所で場内に笑いが起きる。
どんでん返しに次ぐどんでん返し。
標準語・鹿児島弁・英語(!)という複数言語を駆使しながらも、設定や流れには不自然なところはなく、というか妙に「そういうこともあるかもしれない・・・」と納得させられてしまう”了解可能”な可笑しさ。三谷マジック。
演じるのは、柿澤勇人さん、宮澤エマさん、迫田孝也さんの3人の役者。
この3人の役者さんたちはもちろん、まだ記憶に新しい三谷脚本の名作(と思う)NHK大河ドラマ、「鎌倉殿の13人」で共演なさっていたわけだけれど、
それを含めずとも、もちろん以前から錚々たる実績を持つ実力派揃い。
瞬間瞬間の目ヂカラ、ふとした仕草での表現などで観客を魅了。
休憩がなく長セリフも多い、1時間45分の芝居だけれど、一瞬も目を(耳を)離せない。
ネタバレになるので細かくは書かないが、終盤の迫田さんとかもう、圧巻の迫力!
演劇の楽しさを満喫できる舞台であった。
多分この演劇、いずれ翻訳されて海外でも演じられるんだろうけど、そうなったらあの設定とかこのセリフとかどうするんだろ?とか(笑)想像すると、そっちも観てみたくなるなぁ。
多分チケットはほぼ完売してると思うけど,当日券などで機会があればぜひぜひ!
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