2022年12月10日土曜日

「レバノンってどんなところ?」

以前少しだけ参加したことがあるNPO「パレスチナ子どものキャンペーン(CCP Japan)」

パレスチナやレバノンなどの女性やこどもたち、難民などの支援をしている団体である。

今回、レバノンへの支援に関連したオンラインイベントの案内をいただいたので、当日は視聴できなかったのだがYouTube配信で見てみた(下記リンク)。

オンラインイベント「駐在員に聞く『レバノンってどんなところ?Part.2』」

CCPのレバノン駐在員、内藤さんからのレバノン紹介と報告である。


レバノン。

ニュースでは何かとその名前を聞くことのある国であるが、まだ行ったことはなく(そしてなかなか行けそうになく)、でも気になるところだ。

内藤さんはレバノンの首都ベイルートに3年くらい暮らしているそう。レバノンって、"広さは岐阜県くらい、人口は千葉県くらい"なのだそうだ。わりとコンパクトだ。

中東にある国なのに、宗教や文化は非常に多様。首都のダウンタウンに、モスクと、キリスト教会が並んでそびえたっている様子を映し出される。なるほど。

しかしその多様性が、政治的な物事をなかなか決定できないという問題につながっているとのこと。
そして現在の経済的な危機が起こしている、驚くべき社会問題が紹介される。格差、困窮、そして電気がない!こと。レバノンは沈みゆく国なのか? 大きな、そして多くのバッテリーの写真など、これでは確かに困るだろう・・と思いながら観る。

しかし一方で、レバノンの豊かな自然に感嘆。
美しい海があり、山がある。
世界で唯一、「山でスキーをした後にビーチに行ける国」と言われているそうだ。しかしそれ、実際にできるのか?(答えは配信中に)。

そして地中海に面しているので、ワイナリーもあり、ワインが生産できる。食も豊かで、野菜を多く含む献立が紹介される。さすが「中東のパリ」。
そのうちレバノン料理をレバノンワインとともに食べてみたい。というか実際行ってみたいと思った。(東京で良さげなレバノンレストラン、ありましたっけ)

なお、同団体では、厳しい生活を送るレバノン難民の方々の越冬のためのクラウドファンディングを行っているそうなので、そちらもよろしければご覧ください。


この団体CCPも含め、国際協力や支援を行っている団体については、ここ数年そういった団体のフェアや催しになかなか行かれなく(というより開催自体少なく)なってしまっているので、そういう場での支援がしにくくなっている。

ではあるが、いつもどこかで、寒い思いや苦しい思い、つらい経験をしている地球の上の誰か、そしてそれをサポートしようとしている人々のことを忘れずにいたいと思う。

CCPについては、たまにパレスチナの美しい刺繡製品を買ったりしている(パレスチナの女性たちが一つ一つ作っているとても素敵な刺繍なので、よかったらぜひHPをご覧ください)。

パレスチナ子どものキャンペーン

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