ドウツのポストカード

少し前にまとめ買いしたけれども、もったいなくて使っていなかったドウツのポストカード。

連日の猛暑になんとなく原色を感じて、このたび友人に一枚送ることにした。

ドウツは、アフリカ・セネガル出身のアーティストである。

ダカールで学び、ダカールビエンナーレでグランプリ。その他各国で展示を行い、世界銀行が作品を買い上げるなど活躍してきたということで、京橋の翠波画廊が日本で作品を紹介し、扱っている。このポストカードもこちらの画廊から購入したもの。

例によってファーストネームのスペルが「NDOYE」で、何と発音するのかちょっと難しいところであるが（汗）、アクリルやコラージュによるその作品は繊細であるとともに大胆で、観るものに空や大地からの力をくれるような絵である。

絵画はなかなかお値段的にすぐに手を出せないので（出せるようになりたかった（涙））、当面はポストカードで。

赤、ピンク、黄色、青、などの絵が楽しい。色がすでに何かを語りかけてくる。

手元に、絵葉書１枚でも、小さなアートがあるというのは楽しいものだ。