2022年7月20日水曜日

眼を酷使した連休

海の日の連休は、忙しかった。


土曜日は夕方まで通常勤務であったわけだが、その日の夜から、怒涛の「パソコンを眺める24時間」に突入したのである。


いや通常勤務の間も、電子カルテ見てメール対応して文献ダウンロードとかしてるのでずっと画面見てる訳ですが(汗)、


今回は、土曜日夜からのHISの企画、


「世界35都市以上周遊 24時間ライブツアー2022」


というのに初参加してみたのである。

海外旅行(学会もだ)に行かれなくなって数年・・・

世界の今の景色を観たい、見せたい!!・・というこの企画。

土曜日の夜から翌日夜までまさに24時間(!!)、オンラインならではの時差の有効活用(?)で、

それこそアジア、欧米、アフリカを股にかけて(というのか)、バラエティ豊かに、現地ガイドさんからのライブ生中継!!をするという企画。

これまでにもHISをはじめ、各社のオンラインツアー多数に参加してきた私であるが、これは初めて知った。

これは参加せずにはおられないでしょう自分!!


・・・しかしそこには、ちょっとした問題が。

実は、そのオンラインツアーさなかの日曜日には、以前から申し込んでいた全く別の業務、すなわち、朝から夕方までの某学会のオンライン研修が予定されていたのである。

これはこれでどの演題も興味深いので、ぜひ聴きたい・・・

しかしどちらも日程変更はできず、どちらもオンデマンドにはならない…

ということで、

(同時にPCとスマホ、あるいはPCを2台稼働すればよいという話もあるが、2つ同時上映では、あたかもテニスの試合を現地で眺めるウインブルドンの観客みたいな首の動きになってしまうと思われ)

土曜日夜から翌日まで24時間、オンラインツアーを眺めながら日曜日には学会参加、

合間にまたオンラインツアー、という盛りだくさんすぎるスケジュールになったのである。


その結果、


いや面白かったですどちらも。


HISの方は、ケニアのサファリから始まってまずは時間帯の近い台湾の九份やベトナム・ホイアン、マレーシアの新名所サロマリンクブリッジ、シンガポールなど。夜は欧州のデイタイム観光。いやどこも行きたい!!

そして深夜には、観たかった(けど多分なかなか行かれない)エルサレムの「岩のドーム」のライブツアーも!!

(写真は岩のドームライブ中のスクリーンショット。現地のガイドさんによる内部案内時は撮影不可でした)


(翌日の学会に備え、深夜は参加できず)

そして翌朝、早朝はウユニ塩湖のサンセット! 

ウユニ塩湖、有名な鏡面ではなかったですが、地平線に静かに沈む太陽も絶景でした。


その後はオセアニア観光。ニュージーランドの羊さんたちかわいい。


そんなこんなの後、今度はおもむろにオンライン学会参加。

臨床栄養学会の研修であったので、在宅介護における栄養管理をいかにすべきか、オーラルフレイルの予防をどうするか、また低炭水化物食についてなど、非常に勉強になりました。(興味深かったトピックスについてはまたいずれご紹介できればと・・)

そして学会昼休みには再びオンラインツアーに戻り、香港や韓国のバーチャル散歩をちょっと見て、

また学会、

夕方にはシチリア島やサントリーニ島などの風景にうっとりし(なんてきれいな海・・)、再びケニアでシマウマを観たりして、

非常に楽しかった!!!


のですが、

そこから問題が。


眼が! 眼があ!!


と、どこかのジブリ映画の登場人物のような状態になってしまったのでした(泣)。


もちろん24時間ずっと画面を見つめていたわけではないですし(ちゃんと夜は寝てましたし)、時々目を休めていたつもりだったのですが、


やはり調節力の落ちたアラ還の眼にはきつかったか・・・


というか、そんな見てたら疲れますよねやはり。


オンライン学会やオンラインツアー、楽しいんですが、パソコンを一定時間どうしても凝視することになるので、周囲の環境(明るさなど)や姿勢も含め注意が必要ですね。

ブルーライトが実際にどの程度眼科疾患(白内障や加齢黄斑変性など)の発症や重症化と関連するのかについてはまだ議論があるところのようです(参照:"The Blue Light Hazard Versus Blue Light Hype")が、PCやスマホを長時間見ることが眼精疲労の原因になることは、実感からしても間違いないですよね(日本眼科医会「パソコンと目」)。


眼を休め、また時々身体を動かしつつ、オンラインならではの情報収集やライブツアーを今後も楽しんでいきたいと思ったのでありました。


ということで、


その後はパソコンやスマホからしばらく離れ、

紙だ。紙を読むなら良かろう。

・・と思って、家族の持っていたコミックスの「SPYxFAMILY」を一気読みしたのでした。うむ。目の休息のためである。仕方あるまい。

いやそこは、積ん読になってる論文読もうよ>自分

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